前回の研究会は震災直後でバタバタしていた時期でしたが(世話人の1人も応援で東北派遣の方がいました)、少し落ち着きだしいろいろな交通・地域づくりの問題が出てきたように思います。
本年度の2回目の研究会は、こんなときにこそ必要な、交通維持における行政の役割を通じて、各主体の果たすべき役割も考えてみたいと思います。
福岡市では、交通基本法(法案はできてあとは採択を待つのみです)を先取りして、2010年3月にいわゆる「交通基本条例」を制定して、交通体系の維持に関する行政はじめ各主体の責務を明確にするということを示しました。この取り組みは、今後の行政の交通に対する役割をどう変えるのでしょうか。あるいは、今後制定・施行されるであろう交通基本法のもとで、行政はどのように交通を考えていくべきなのでしょうか。さらには、事業者、その他市民の関わりや責務はどうなるのでしょうか。こういった問題を議論していきたいと思っています(もっとも、単なる事業者批判や行政への陳情・批判を行うようなことは意味がありませんので行いません)。
下記の内容で開催しますので、ご参加をお待ちしております。
なお、お申し込みはファクスかメールでお願いします(お電話は、事務局が専任ではなく業務上対応できかねますので、ご遠慮頂いております)。
● 開催日時 2011年7月23日(土)
勉強会 13:00~17:00
懇親会(希望者のみ) 17:30~19:30
● 会 場 (財)九州経済調査協会 会議室(福岡市中央区大名1-9-48)
http://www.kerc.or.jp/about/access/
(アクセス) 市営地下鉄「赤坂駅」下車、4番出口から徒歩5分。
西鉄バス「赤坂門」下車徒歩5~7分
(乗車するバスによって降車バス停が異なります。地図でご確認下さい。)
● 参加費 勉強会 1,000円(資料・会場費として)
懇親会(会場付近を予定)4,000円(希望者のみ)
● テーマ 福岡市「交通基本条例」の制定と地域交通確保のあり方について
― 交通基本法制定に向けて行政は地域交通をどう守るべきか ―
(1)話題提供:パネル討論 (80分程度)
今回は、通常の講演ではなく、パネル討論形式で話題提供を行います。
講 師:福岡市議会議員(条例の提案者) 栃木 義博 氏
福岡市議会議員(元・福岡市議会法制課)寺島 浩幸 氏
コーディネーター: 大井 尚司(大分大学)
※参 考: 『運輸と経済』2010年8月号(座談会記事)
日経グローカル2010年12月20日号記事【栃木氏HP】http://www11.ocn.ne.jp/~tochigi/img/news/201012_nikkeiglocal.htm
議会条例可決に関する記事【同上】http://www11.ocn.ne.jp/~tochigi/doc/act/201010.html#t1
(2)グループディスカッション(90分)
(3)総括(グループごとにまとめ:10分+発表各グループ3分)
● 参加申込・問合せ先
以下の内容を、電子メールまたはファクスでお送りください。
件名: 「Qサポネット第2回勉強会申込み」と記入いただき、
内容:(1)お名前(ふりがな)、所属、役職、お電話番号、メールアドレス
(2)メーリングリスト登録の希望:
①登録を希望する ・ ②登録を希望しない ・ ③ 既に登録依頼済み
(3) 交流会の参加希望: ① 参加 ・ ② 不参加
送信先:
電子メール qsuppo.net<##>gmail.com(<##>をアットマークに変えて下さい)
ファクス 任意の紙に記入いただき、097-554-7697 ヘお送りください。
【ご連絡とお詫び】
お申込み頂いた方から、申込に対する返信ができていないことに対してご指摘を頂いております。
本来、お申込み頂いた都度ご返信を差し上げるべきですが、事務局組織がない上、下記事務局として案内しております研究室も、対応に専念できるスタッフがおりません。そのため、お申し込みの都度ご返信することができかねております。
つきましては、今後の対応につきまして、お申込み頂いた方で次に該当する場合を除き、受信確認のご連絡をいたしませんので、ご了承のほどお願いいたします。
① 定員に達してご参加が不可能になった場合
② 必要事項を確認しないといけない場合
なお、参加が可能になった方には、1週間前をめどにリマインダ(確認)メールを差し上げております。
万が一お申し込み後人数の変更や参加の取りやめがございましたら、お早めにお知らせください。
◎ 申込み締切 7月 7日(木) 18:00必着
会場の都合上、『先着100名』とさせて頂きます。お早めにお申し込みをお願いします。
◎お問合せ
専属のスタッフがおりませんので、上記の「送信先」までメールかFAXでお願いします。