2011年9月25日日曜日

(ご紹介)交通政策に関する本ができました

宣伝になってすみませんがご紹介をさせていただきます。
Qサポ世話人の後藤先生(近畿大)と大井の共著で、下記書物を上梓しました。

『交通政策入門』 衛藤卓也監修 大井尚司・後藤孝夫著
同文舘出版 2011.09  ¥2,300+税
出版社のページは こちら から
※アマゾン・本やタウンなどのネットショッピングにも掲載されています。
今までの交通経済学の本とは構成を大きく変え、なるべく初学者や政策を考える人にわかりやすくなるよう、「交通政策の考え方」のプロセス順に展開しています。

ご一読の上、ご意見等頂戴できれば幸いに存じます。

2011年度第3回研究会を開催します(10/29 福岡)

お待たせしました。すでにご案内が行っている方もいますが、第3回研究会の内容が決まりましたのでお知らせします。

第3回の内容は、過疎地域の交通問題です。といっても、コミバスや乗り合いタクシーの成功例を紹介するのではありません。
交通はよく派生的需要、つまり何か本来の目的があって使われる・供給されるものだといわれています。では、その「本来の目的」が地域ではどうなっているのでしょうか。また、それを達成するための交通は、バスやタクシーでないといけないのでしょうか。これはきわめて本質的な話ですが、重要な課題を投げかけています。今回の報告では、そういった本質的な話に対して、地域に入り込んで生活の実態を知るところから入り、そこで移動がどのように行われ、機能しているのか、どういう主体がいて移動をどうになっているのか、などを地道にとらえられた成果を披露いただきます。
実は交通事業者や「本来の目的(商業、医療、貨物や郵便の輸送、ほか)」にとってはビジネスチャンスを見つける機会にもなり、地域の自治体やコンサル等にとっては本当の地域の実態を知るための機会ともなります。
今回のテーマが過疎地再生の観点であることから、今後はQサポの研究会を運輸局だけでなく地方整備局とも協力しながら、お声掛けを開始することにしました。
多くの方のご参加をお待ちしております。

■ 開催日時  2011年10月29日(土)
            勉強会          13:00~17:00
            懇親会(希望者のみ) 17:30~19:30
■ 会  場  (財)九州経済調査協会 会議室(福岡市中央区大名1-9-48)
         http://www.kerc.or.jp/about/access/
 (アクセス)市営地下鉄「赤坂駅」下車、4番出口から徒歩5分。
        西鉄バス「赤坂門」下車徒歩5~7分
        (但し、乗車するバスによって降車バス停が「新日本ビル前」、「読売福岡ビル前」と
        異なりますので、地図持参の上、よくご確認ください)。
■ 参加費  勉強会 1,000円(資料・会場費として)
         懇親会(会場付近を予定) 4,000円(希望者のみ)
■ 内容
(1)話題提供と現場報告(80分程度)
  過疎地域の公共交通のあり方について
   ~西米良村の高齢化集落の全世帯調査にみる移動実態報告~
    講師:吉武 哲信 氏(宮崎大学工学部准教授)
    ゲストスピーカー:小川 全夫 氏(熊本学園大学社会福祉学部教授)
(2)グループディスカッション(90分)
   講演の内容に関連した話題について、グループで討議を行います。
(3)総括(グループごとにまとめ:10分+発表各グループ3分)
   問題意識を共有するため、各グループの議論内容を発表いただきます。
■ 参加申込・問合せ先
 件名を「Qサポネット第3回勉強会申込み」と記入いただき、下記書式の必要事項(内容)をメール本文またはファクス(書式任意)に記載して送信してください。
 メール: qsuppo.net<??>gmail.com(<??>を半角アットマークで)
 ファクス: 097-554-7697
                                 へお送りください。
■ 申込み締切  10月 14日(金) 18:00必着
 会場の都合上、先着100名とさせて頂きます。お早めにお申し込みをお願いいたします。

※申し込み受付後の受信確認はお送りしておりません。
(開催1週間前をめどに確認のメールはお送りしております)
なお、記載事項の確認がある場合、定員を超えた場合のみご連絡させていただきます。
-------(ここから下をお送りください)---------------
Qサポネット 2011年度第3回(10/29)勉強会 参加申込書
電子メール qsuppo.net<??>gmail.com  FAX 097-554-7697(大分大学大井研究室)

●氏 名  :
 (ふりがな) :
●所 属  :
●役 職  :
●電話番号 :
●電子メールアドレス:
●メーリングリスト登録(メールによる情報提供を行います。ご希望の方はお選びください):
※登録作業の遅れで、メーリングの運用開始が遅れております。運用開始までもう暫くお待ちください。
  ①メーリングの登録を希望する ・ ②登録を希望しない ・ ③ 既に登録依頼済み
●交流会の参加希望(いずれかに○をお願いします): ① 参加 ・ ② 不参加

<11/19(土)大分開催に関するアンケート>→こちらの返信もお送りください
会場確保の都合上、現段階でのご予定をお聞かせください。
①勉強会+交流会ともに参加したい・②勉強会だけ参加したい・③参加は困難・④未定

2011年度の研究会予定について【変更・追加】

7月の研究会、ご参加頂いた方ありがとうございました。
遅くなりましたがお礼申し上げます。
その際にも一部ご案内しましたが、8/8の世話人会で協議の結果、
2011年度の今後の研究会の開催予定を若干変更します。
ご予定をよろしくお願いします。


第3回 10月29日(土)  福岡市にて
 テーマ: 過疎地交通の維持活性化事例について

第4回  研究会 11月19日(土)  大分市にて
      ※当初予定していたエクスカーションはいったん見送ります
 ※第4回は、初の地方開催として大分で行います。
  現在、関西の再生塾さんと内容を検討しております(再生塾とは別のゲストが来るかもしれません)。

第5回【追加】 『(仮称)Qサポネット基礎編』 1月7日(土)予定 福岡市にて
 Qサポネットの内容は、議論や事例含め非常に有益であるという声がある一方、交通をはじめて担当される自治体やコンサルの方には、内容が高度すぎるという声が出てきました。そこで、交通問題を扱うための基本的なレクチャー(+簡単な議論)に取り組んでみようと思います。
 講師等は検討中ですが、世話人含め数名を予定しています。うまくいけば『基礎編』も継続していこうかと思っています(再生塾に似たような展開になってきました。。。)。

10月と11月が近接していますが、ご無理のない範囲でご参加ください。

詳細は決まり次第ご連絡します。

2011年8月21日日曜日

「Qサポネット」が国交省メルマガに紹介されました!

私たちQサポネットの取り組みが、いよいよ公的に紹介されることになりました。

7月29日付の「国土交通省総合交通メールマガジン37号」にて、
先輩格の再生塾と私たちQサポネットが「人材のネットワークの取組等」として紹介されています。

本来はメールマガジン読者のみがみられるものですが、特別にリンクを貼り付けます。
ぜひ関心のある方は、メールマガジンの購読もお勧め・お願いします。(もちろん無料です)

【総合交通メルマガ】第37号 
(下記リンクから入ると、Qサポネット記事のリンクにつながりますので、オンライン状態でご覧下さい。他の取り組みも見られるようにしています。)


PDF版URL:
http://www.mlit.go.jp/seisakutokatsu/soukou/soukou-magazine/37.pdf

購読申し込み・問い合わせ先:

 国土交通省 総合政策局 参事官室(総合交通体系)
   soukou<**>mlit.go.jp 
(スパム防止のため直接リンクを控えています。<**>半角アットマークにして送信下さい)
 URL: http://www.mlit.go.jp/seisakutokatsu/soukou/index.html


ちょっとまじめ過ぎて、文章だけの紹介になってしまいました。
再生塾の原稿を見て反省しきりです。。。。
記事の内容だけで分からない、という方は、ぜひこのブログの勉強会写真等をご覧いただければ幸いです。

「Qサポネットに参加したいけど、職場の同意が取れるか不安」という方、
公的に紹介された組織の証として(少しオーバーに書いてますが)、ぜひ記事を活用下さい。
お問い合わせがございましたら、Qサポネット事務局へご連絡ください。
(勝手ながら電話に対応できる余裕がないため、ファクスか電子メールをお願いしています)
電子メールは qsuppo.net<**>gmail.com です(スパム防止のため直接リンクを控えています。<**>半角アットマークにして送信下さい)
ファクスは 097-554-7697 までお願いします。

2011年7月1日金曜日

2011年度第2回研究会を開催します(7/23 福岡にて)

前回の研究会は震災直後でバタバタしていた時期でしたが(世話人の1人も応援で東北派遣の方がいました)、少し落ち着きだしいろいろな交通・地域づくりの問題が出てきたように思います。
本年度の2回目の研究会は、こんなときにこそ必要な、交通維持における行政の役割を通じて、各主体の果たすべき役割も考えてみたいと思います。
福岡市では、交通基本法(法案はできてあとは採択を待つのみです)を先取りして、2010年3月にいわゆる「交通基本条例」を制定して、交通体系の維持に関する行政はじめ各主体の責務を明確にするということを示しました。この取り組みは、今後の行政の交通に対する役割をどう変えるのでしょうか。あるいは、今後制定・施行されるであろう交通基本法のもとで、行政はどのように交通を考えていくべきなのでしょうか。さらには、事業者、その他市民の関わりや責務はどうなるのでしょうか。こういった問題を議論していきたいと思っています(もっとも、単なる事業者批判や行政への陳情・批判を行うようなことは意味がありませんので行いません)。

下記の内容で開催しますので、ご参加をお待ちしております。
なお、お申し込みはファクスかメールでお願いします(お電話は、事務局が専任ではなく業務上対応できかねますので、ご遠慮頂いております)。

● 開催日時  2011年7月23日(土)
        勉強会          13:00~17:00
        懇親会(希望者のみ) 17:30~19:30
● 会  場  (財)九州経済調査協会 会議室(福岡市中央区大名1-9-48)
         http://www.kerc.or.jp/about/access/

(アクセス) 市営地下鉄「赤坂駅」下車、4番出口から徒歩5分。
      西鉄バス「赤坂門」下車徒歩5~7分
   (乗車するバスによって降車バス停が異なります。地図でご確認下さい。)
● 参加費    勉強会  1,000円(資料・会場費として)
          懇親会(会場付近を予定)4,000円(希望者のみ)
● テーマ    福岡市「交通基本条例」の制定と地域交通確保のあり方について
       ― 交通基本法制定に向けて行政は地域交通をどう守るべきか ―
(1)話題提供:パネル討論 (80分程度)
  今回は、通常の講演ではなく、パネル討論形式で話題提供を行います。
  講 師:福岡市議会議員(条例の提案者)      栃木 義博 氏
       福岡市議会議員(元・福岡市議会法制課)寺島 浩幸 氏
  コーディネーター: 大井 尚司(大分大学)
※参 考: 『運輸と経済』2010年8月号(座談会記事)
       日経グローカル2010年12月20日号記事【栃木氏HP】http://www11.ocn.ne.jp/~tochigi/img/news/201012_nikkeiglocal.htm
       議会条例可決に関する記事【同上】http://www11.ocn.ne.jp/~tochigi/doc/act/201010.html#t1
     (2)グループディスカッション(90分)
     (3)総括(グループごとにまとめ:10分+発表各グループ3分)

● 参加申込・問合せ先
以下の内容を、電子メールまたはファクスでお送りください。
 件名: 「Qサポネット第2回勉強会申込み」と記入いただき、
 内容:(1)お名前(ふりがな)、所属、役職、お電話番号、メールアドレス
     (2)メーリングリスト登録の希望:
     ①登録を希望する ・ ②登録を希望しない ・ ③ 既に登録依頼済み
    (3) 交流会の参加希望: ① 参加 ・ ② 不参加
 送信先:
  電子メール qsuppo.net<##>gmail.com(<##>をアットマークに変えて下さい)
  ファクス   任意の紙に記入いただき、097-554-7697 ヘお送りください。

【ご連絡とお詫び】
 お申込み頂いた方から、申込に対する返信ができていないことに対してご指摘を頂いております。
 本来、お申込み頂いた都度ご返信を差し上げるべきですが、事務局組織がない上、下記事務局として案内しております研究室も、対応に専念できるスタッフがおりません。そのため、お申し込みの都度ご返信することができかねております。
 つきましては、今後の対応につきまして、お申込み頂いた方で次に該当する場合を除き、受信確認のご連絡をいたしませんので、ご了承のほどお願いいたします。
 ① 定員に達してご参加が不可能になった場合

 ② 必要事項を確認しないといけない場合
なお、参加が可能になった方には、1週間前をめどにリマインダ(確認)メールを差し上げております。
万が一お申し込み後人数の変更や参加の取りやめがございましたら、お早めにお知らせください。
◎ 申込み締切  7月 7日(木) 18:00必着
会場の都合上、『先着100名』とさせて頂きます。お早めにお申し込みをお願いします。

◎お問合せ
専属のスタッフがおりませんので、上記の「送信先」までメールかFAXでお願いします。

2011年6月17日金曜日

2011年度第1回研究会の様子です

引き続き研究会の様子です。今度は2011年度第1回目です。
2011年は「Qサポ第2ステージ」として、交通の話にじっくり取り組むことにしました。その1回目は福岡県大野城市の「ふれあい号」でした。

講師の見城部長です。私がお話を伺ったときもそうでしたが、とても役所の部長さんとは思えないぐらい(失礼をご容赦ください!)、とても庶民目線で分かりやすく、しかも「柔軟な」考え方をお持ちの方でした。改めて「目からうろこ」でした。九州の『スーパー公務員』ですね。





見城部長は有名人だったとのことで、お話しされることを聞きつけたのか、今回は東京・山口など遠方から、途中入退出含め80名近い大入りでした!もちろん、Qサポ史上最高記録更新です(ちなみに懇親会も40名を超え、予約したお店の座敷を完全貸切でした)。
質疑応答と会場の様子の写真を何枚か。
 
今回は、ポストイットを使って問題点を書き出して集約していくという、よく使われているグループ討論のやり方を使ったのですが、、、予想外に議論が盛んで、しかも見城部長が席に入り込んでのディスカッション。。。どうなったかはご想像にお任せします。
 



 

そのあとの発表シーンは今回は割愛しますが、今回南九州で交通・地域問題に携わられている宮崎大学の吉武先生が来て頂きましたので、コメントいただいています。南九州にも声かけ頂けるとのこと、次回以降楽しみです。そのうち宮崎開催も良いですね。

今回はご案内を失念してしまったのですが、いつも通り要約のファイルを用意しておりますので、
ご希望の方は事務局へご連絡ください。
なお、今回まで世話人代表の私がまとめていましたが、次回はパネラーとして入るため、別の方にお願いする予定です。

2010年度第3回研究会の様子です

大変遅くなりましたが、2010年度第3回の研究会の様子を一部ですが公開します。

←講師の村上先生です。
  この日のために正月返上で準備頂いたとのこと、改めて感謝申し上げます。
 商業の側から、まちづくりや交通の話をわかりやすく説いて頂きました。









熱心に聞いていらっしゃる皆様の姿を撮らせていただきました。この日は過去最多の60名と、密度の濃さが伺えます。

今回は、再生塾から正司先生(神戸大学)と、神戸大の鈴木先生(現・九産大)、九州大学の院生さんにも参加頂きました。
学生と実務者が同じテーブルで議論するというのは初の試みでしたが、楽しくお話できていたようです。

議論は真剣ですが、結構気楽にいろいろぶつけ合っています。
今から参加をご検討の方、あまり堅いイメージをもたずにお出で頂ければ幸いです。






 

 

 

↑ その後の報告からいくつか載せてみました。今回の報告は面白かったです。風邪の流行っていた時期か、マスク写真があるのはご愛嬌で。。。

 

コメントも有益なものでした。再生塾からきた正司先生が、Qサポの状況をはじめて見て驚いていました。先輩格の組織に評価頂けるのはうれしい限りです。鈴木先生と城課長の写真も合わせて載せています。この日は30分オーバーでの終了でした。(会場の延長を許して頂いた麻生塾の皆様、ありがとうございました。)



◎いつも通りですが、講演後の要約資料を用意しておりますので、事務局(qsuppo.net<アット>gmail.com = 送信時は<アット>を半角アットマークへ)までメールにてご連絡ください。
※このところ事務局への迷惑メールが急に増えていますので、スパム防止のため直接のメールアドレスリンクを当分の間控えます。

2011年4月7日木曜日

情報-コミバス実態調査・新地方交通補助要綱・交通基本法

いささか遅くなってしまいましたが、情報提供です。

(1)九州運輸局によるコミュニティバスの実態調査
コミュニティバスや乗合タクシーは、なかなかその実態が分かりにくく、本当に入れて効果があったのか、どのように評価すべきなのか、分かりにくい部分がありました。
ただ、いくら成功した事例があっても、それをコピーして他地域に導入することは危険です。
ぜひ、地域特性の把握と、定量的な評価を行ってから導入することが肝要です。
Qサポネットのコアメンバーもそのようなお手伝いをしておりますが、このほど運輸局で大変な労を採られてデータを整理されました。
手間のかかる作業を行って頂き感謝しています。ぜひご活用頂ければ幸いです。
ファイルへのリンクを載せておりますので、ダウンロードしてご利用ください。

http://wwwtb.mlit.go.jp/kyushu/press/2011-0329-kikaku.htm
(このページにPDFファイルへのリンクが載っています)


(2)地方交通の新補助要綱
既に自治体には説明があったようですが、いわゆる「サバイバル戦略」に基づく、オール公共交通を枠とした包括的な補助制度が施行されます。
Qサポネットでも、この制度の話は重要な話題として取り上げていきたいと思います。
自治体・事業者の方と、有効な活用方法について議論していき、またそのお手伝いをしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

地域公共交通確保維持改善事業の補助金交付要綱について

http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/transport/sosei_transport_fr_000073.html


(3)交通基本法
すでに1か月前の話ですが、法案のリンクを載せておきます。
http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo12_hh_000032.html


最後に余談ですが、書物のご紹介です。

『観光入門 観光の仕事・学習・研究をつなぐ』青木義英・廣岡裕一・神田孝治(編著)
新曜社 ¥2,205(税込)(2011.3刊行)
=> 観光関係の27分野をオムニバスで書いています。事務局の大井が「観光経済学」の章を書いています (定価の2割引で購入できますので、希望の方は事務局までご連絡ください)。

『はじめての地域学-「地域」が映し出す社会』地域学研究会(編)
ミネルヴァ書房 ¥2,625(税込)(2011.04.20刊行=予定より1か月遅れました)
=> 「第9章 地域の問題としての交通について―「高速道路の料金割引・無料化」を題材に」を書いています。そのほか、「地域」に係るトピックを全10章にまとめています。

2011-2012年度の研究会予定

Qサポ事務局です。
先の記事で、「Qサポ第2ステージ」と申し上げましたが、第2ステージの内容を簡単にご紹介します。
なお、誤解があるようなのですが、毎回出席しないといけない、ということはありません。お出でになれる回だけ、興味のある回だけ、お気軽にお出でください。
もちろん、九州以外の方でも、交通の関係者でなくても、大歓迎です。
(ただ、事務処理の都合上、飛び込み参加はなるべくご遠慮頂けると幸いです)

1.2011・2012年度のメインテーマ
 (1)地域における交通問題の解決事例の検討
 (2)交通問題解決のための制度の理解

2.開催時期・内容・場所(案)
※ 開催時期については、自治体議会の影響が小さい時期に設定を行っていますが、変更になることがありますので、目安とお考え下さい(開催内容の順番も変更する可能性があります)。
※ 年間1回程度、地方開催を予定しています。<=開催地希望あれば事務局へ!!
【2011年度】
1回目  5月中旬   都市近郊(団地)の交通問題
2回目  7月中旬   交通基本法・福岡市の交通条例(新補助要綱も検討中)
3回目  9月上旬   地方(過疎地)の交通問題
4回目  11月     地方+都市が混在する地域の交通問題

【2012年度】
1回目  5月中旬   都市近郊(工業団地・住宅団地)における地域交通の課題
2回目  7月中旬   福祉輸送の可能性と課題
3回目  9月上旬   県庁所在地・中核市レベルでの交通政策のあり方
4回目  11月     地域の交通計画の策定方法に関する研究、コンサル・行政の課題の討論

【2013年度】
 4~5月  「Qサポネット」3年間の総括

なお、今年度より、大阪で活動している先輩格の研究会「再生塾」との相互乗り入れを検討しています。そちらの研究会のご案内を、Qサポでも行っていきます。請うご期待です!

2011年度第1回研究会を開催します!

Qサポ事務局です。
事務局の私があまりに多忙をかこっており、ブログの更新ができず申し訳ありませんでした。

2010年度は、2011年1月8日の第3回研究会で60名の参加を頂き、無事3回の研究会を終えました。
その後の反省から、今年度より2年間かけて、交通問題にやや特化し、いろいろな先進・有益事例を検討し、あわせて制度の勉強やノウハウ共有化を図っていこうと思います。
「Qサポ第2ステージ」は、実務寄りに振ってスタートすることにしました。

第2ステージの第1弾として、5月14日土曜日に研究会を行います。話題も新鮮ですが、講師が大変面白い発想の持ち主で、楽しい会になりそうです。ぜひご参加お待ちしております。

なお、前回までの参加者の方には、メールにて昨日までにご案内しております。
登録希望の方、下記案内をメールで希望される方は、事務局までお知らせください。

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■ 開催日時          2011年5月14日(土)
          勉強会    13:00~17:00
          懇親会(希望者のみ) 17:30~19:30

■ 会  場         (財)九州経済調査協会 会議室
          (福岡市中央区大名1-9-48)
           http://www.kerc.or.jp/about/access/
(アクセス)  市営地下鉄「赤坂駅」下車、4番出口から徒歩5分。
       西鉄バス「赤坂門」下車徒歩5~7分(バス停にご注意ください)

■ 参加費           勉強会  1,000円(資料・会場費として)
                         懇親会  4,000円(予定、希望者のみ)

■ 内容
(1)基調講演と話題提供 50分+質疑応答)
テーマ:大野城市のコミュニティ政策における交通の役割について
    ~大野城市のコミュニティバスと高齢者移動支援バス「ふれあい号」が地域コミュニティに果たす役割を考える~
講 師:大野城市市民部 コミュニティ担当部長 見城 俊昭 氏
参 考:
①  まどか号(コミュニティバス)について
http://www.city.onojo.fukuoka.jp/kurashi/road/combus/map190601.html
②  大野城市南地区高齢者移動支援事業「ふれあい号」について
http://www.city.onojo.fukuoka.jp/fukushi/old/fureai.html
http://www.city.onojo.fukuoka.jp/shimin/com/220414.html
③「コミュニティ構想(人づくり・地域づくり編)」について
http://www.city.onojo.fukuoka.jp/shisei/seisaku/komikousou.html

(2)グループディスカッション(90分)
  講演の内容に関連した話題について、グループで討議を行います。

(3)総括(グループごとにまとめ:15分+発表各グループ5分)
問題意識を共有するため、各グループの議論内容を発表いただきます。

■ 参加申込・問合せ先
(1)電子メール
 件名を「Qサポネット第1回勉強会申込み」と記入いただき、
 氏名(ふりがな)、所属・役職、電話番号、電子メールアドレス、交流会参加の有無を
メール本文に記載して
     qsuppo.net<アット>gmail.com(本会専用メールアドレス)へお送りください。
※メーリングリスト登録希望の方はその旨お書き添えください。
(2)ファクス
 上記内容を、097-554-7697(大分大学大井研究室)ヘお送りください。
(3)お問合せ
  専属のスタッフがおりませんので、ご連絡はメールかFAXでお願いします。

■ 申込み締切  4月30日(土) 
※ゴールデンウィーク明けで予定が立たない場合でも一旦お申込みいただければ幸いです。