2013年9月26日木曜日

第2回勉強会のご案内(10/26(土)福岡)~9/1の内容を一部変えて行います~

9月1日に開催予定でした内容を、下記の日程と会場で開催します。
なお、開催曜日土曜日となり、会場が変更になりましたので、ご注意をお願いします
九州建設コンサルタンツ協会のCPDプログラムにはすでに認定を頂いておりますので、交通計画にご関心のあるコンサルタントの皆様もご参加よろしくお願いいたします。
なお、MLでの案内が遅れておりますが、案内文の詰めが終わり次第お送りします。もう少しお待ちください(こちらの案内で申込みいただいても結構です)。


第2回の振替開催】

日時  10月26日(土曜日 13:00~17:30(茶話会含む)
     勉強会                            13:00~16:30
     会場で懇談会(希望者のみ) 16:30~17:30 ※勉強会会場で
     交流会(希望者のみ)        18:00~     ※別会場で(別料金)


会場  福岡市健康づくりサポートセンター(呼称:あいれふ) 講堂(大会議室)
     福岡市中央区舞鶴2丁目5番1号
     http://www.kenkou-support.jp/access/index.html
          ※地下鉄の赤坂駅から徒歩5分程度です。


参加費   勉強会   1,000円(会場・資料代として)※懇談会までの方はこの料金で結構です
         交流会   3,500円(予定・希望者のみ)


内 容(9/1の内容から一部変更しました=講師の都合で)     
○ 高齢化の進行等がきっかけとなり、従来からの交通空白地域に対策を講じた事例
 「佐世保市大野地区まめバス」 
   西肥自動車㈱ 業務部 業務課長    溝口 朋博 様

 「福岡市美和台コミュニティバスほか」
   西日本鉄道㈱ 自動車事業本部 計画部 計画課長   松本 義人 様

○ バス路線の廃止に伴って新たに生じる交通空白地域に対策を講じた事例
 「那珂川町かわせみ」
   福岡県那珂川町 地域整備部 都市計画課  庄田 篤史 様

○ 講師を交えてミニパネルディスカッション&質疑応答
   (モデレーター)Qサポ世話人 大井 尚司
   ※今回はグループディスカッションは行いません。
     その代わり、講師の方への質疑応答の時間を一定程度ご用意しております。

○ 勉強会終了後、会場で1時間ほど懇談会(参加自由・無料)を開催致します。

【参加申込み】
※ご注意とお願い
9/1の申し込みをお送りいただいた方についても、日程が変わっておりますので、大変恐縮ですが改めて申し込みの手続きをお願いいたします(トラブル防止のため)。
(1)電子メール
件名を「Qサポネット第2回勉強会申込み」と記入いただき、
・ お名前(ふりがなも)、ご所属、お役職、電話番号、電子メールアドレス」
・ 懇親会の参加希望(① 参加/② 不参加)
・ メールでの案内希望(① 案内登録を希望する/ ② 案内登録を希望しない/③既に案内登録依頼済み)
・ 今回の講座でお尋ねになりたいこと(ありましたら)
 (今後取り上げていただきたい内容や開催地希望などでも結構です)
を記載の上、qsuppo.net <アット> gmail.com(本会専用メールアドレス)へお送りください。
※ロボットによるアドレス収集防止のため、中間部分(< >部分全体)を半角アットマークに変えてください。
(2)ファクス
上記の内容を任意の書式でご記入の上、097-554-7697(大分大学大井研究室)ヘお送りください。
【申込み締切】  10月19日(土)必着
会場の都合上、先着80名とさせて頂きます。お早めにお申し込み願います。
【お問合せ】
専属のスタッフがおりませんので、ご連絡はメールかFAXで当事務局までお願いします。



【予告1:第3回の開催】
なお、少し早いですが、第3回の開催日と場所をご案内します。
第3回は、通常開催の土曜日ではなく、日曜日の開催です。あしからずご了承ください。
なお、第3回の申し込みはしばらくお待ちください(内容が確定してから、受付開始についてご案内しますので、そのあとにお願いします)。
当初、地域交通の制度面を扱った勉強会を計画していましたが、地域公共交通確保維持改善事業の評価関係で制度の改訂が予定されており、時期的に間に合わないため、内容を変更して、交通事業の在り方や事業者の取り組み・課題などの、地域交通計画を立てる上での予備知識的なお話に触れた内容を展開していただく予定です。

日時  11月17日(日曜日) 13:00~17:30を予定
会場   電気ビル共創館Cホール(9/1に開催予定だった場所です)
内容   (仮題)九州の地域交通史について

【予告2:各種イベント=ぜひご予定を!】
● 11/24(日) 「くらしの足をみんなで考える全国フォーラム2013」
東京大学【本郷キャンパス】で開催されます(9:45-16:30、懇親会17:00-18:30)。
今回は、ポスターセッションの募集も行います
詳細は本ブログ中の記事をご覧下さい。

● 11/28(木) 九州運輸局の地域交通シンポジウム
福岡市博多区・キャナルシティのホテルグランドハイアットにて開催される予定です。
内容調整中のため中身はお話しできませんが、先進事例の講演やパネル討論が予定されています。
詳細は、九州運輸局ホームページにアップされる予定ですので、お申し込みや問い合わせ含めそれまではお待ちください。
九州運輸局のシンポジウムは残念ながら中部運輸局と同日との話を伺っていますが、近い方はぜひ日程だけでもご予定に入れておいてください。
※翌日からは、先般ご案内した「チームネクスト」セミナーも開催されます(こちらの参加者募集はすでに始まっています)。


● 四国運輸局でも、松山市にて11月下旬から12月上旬にかけての間でシンポジウム開催の予定です。

2013年9月6日金曜日

【予告】第2回・第3回の開催予定日と会場につきまして

9月1日の開催につきましては、予定より台風が早く通過しましたが、安全上の問題からやむなく中止させていただき大変申し訳ございませんでした。
9月1日の内容につきまして、日を改めて実施できることになりましたので、日程と会場をご案内いたします。なお、開催曜日土曜日となり、会場が変更になりましたので、ご注意をお願いします
なお、募集につきましては、建設コンサルタンツ協会のCPD申請を行った後に(開催の1か月前をめどに)改めて行いますのでよろしくお願いいたします。

第2回の振替開催】
日時  10月26日土曜日 13:00~17:30(茶話会含む)
      ※懇親会(交流会)18:00~を予定
会場  福岡市健康づくりサポートセンター(呼称:あいれふ) 講堂(大会議室)
     福岡市中央区舞鶴2丁目5番1号
     http://www.kenkou-support.jp/access/index.html
 ※地下鉄の赤坂駅から徒歩5分程度です。

なお、少し早いですが、第3回の開催日と場所をご案内します。
第3回は、通常開催の土曜日ではなく、日曜日の開催です。あしからずご了承ください。
なお、内容は地域交通関係の話題を検討しておりますが、詳細が決まりましてから改めてこのブログでご案内します。

第3回の開催】
日時  11月17日(日曜日) 13:00~17:30を予定
会場   電気ビル共創館Cホール(9/1に開催予定だった場所です)
内容   現在検討中

九州運輸振興センター 懸賞論文のご案内

事務局あてに、九州運輸振興センターから交通運輸関係の懸賞論文のご案内を頂いております。
来年1月の締め切りで、締切日の年齢が40歳未満であれば、学生、研究員、大学院生、大学教員など、研究に携わっている方はあらゆる方が応募が可能になっています(一般の方は対象ではないようです。ご了承ください)。
対象になっている方はぜひご応募を、周りにいらっしゃる方にはおすすめいただければと存じます。
詳細や応募票は、こちら からご確認ください。
※概要の一部を抜粋します。

(1)趣旨
公益財団法人九州運輸振興センターは、九州圏における交通運輸並びに地域経済や
社会の発展等に貢献することを目的に、交通経済等に関する調査研究事業などの活動
を行っています。本研究論文は、次世代を担う方たちの叡智を通じて、新たな切り口を発
掘し、九州圏における交通運輸産業の一層の発展と地域社会の活性化に寄与するため
に実施するものです。
(2)テーマ
上記趣旨に沿ったもので、交通運輸(本年度は公共交通及び物流を対象)に関するもので、「積極的でユニークな提案・提言」を求めます。
(3)応募資格
学生及び若手研究員など(例えば、大学の研究員・講師・准教授等、NPO法人などの非営利組織や団体・民間企業で研究に携わっている方など)で、締切日における年齢が満40歳未満の方とします。なお、応募資格を有する方による共同執筆も可能になっております。
(4)応募論文の取扱
審査委員会の審査結果に基づき、最優秀論文1編、優秀論文若干編を決定いたします。
最優秀論文は当センター機関誌「九州うんゆジャーナル」に論文要旨を掲載いたします。
なお、掲載論文の版権は当センターに帰属します。また、ご応募いただいた論文の返却については応じられませんので、予めご了承下さい。
(5)表彰
最優秀論文賞  副賞10万円(1編)
優秀論文賞    副賞 5万円(若干編)
(6)応募締切
2014年(平成26年)1月15日必着
(7)審査結果の発表
審査の結果は、原則として応募締め切り後3か月を目途に、センターホームページで発表するとともに、応募者の方には郵送で通知いたします。

ESTメールマガジン投稿原稿をご覧いただけます

公開から遅くなりましたが、エコモ財団(正確には環境的に持続可能な交通(EST)普及推進委員会)が発行している「ESTメールマガジン」の84号(2013年7月25日発行)に、Qサポ世話人大井が寄稿した記事が掲載されております。
ESTメールマガジンは購読無料で、交通関係の全国の取り組み・情報やイベントなどがご覧いただけるほか、有識者や行政寄稿のコラムもご覧いただけます(概ね月1回発行)。
過去のマガジンもPDFでご覧いただけます。

84号の原稿は こちら からご覧ください。
ESTメールマガジンについて、過去のマガジンをご覧になりたい方、メールマガジンの購読を希望される方は こちら をご覧ください。

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1.寄稿(1)「環境的に持続可能な交通を目指して」(第84 回)
●「公共交通の利用促進における『ハードル』とは
―『短期・部分』の最適化追求から『長期・全体』的な最適化への転換の必要性―」
             【大分大学経済学部経営システム学科 准教授 大井 尚司】
 九州では自家用車への依存度が高く、車を全く使わない生活というのはなかなか困難で
すが、それでも公共交通の存在は欠かせないものです。ただ、公共交通の利用促進のため
に行われようとしている様々な政策が、いろいろな「ハードル」の存在で実施に支障をきたして
いると思われる事象が見られるようになりました。
 筆者の住む大分では、JR 大分駅ビルの新築に合わせ、駅前広場を公共交通優先の配
置にするだけでなく、駅から中心部への導線に公共交通利用と徒歩での回遊ができるまち
づくりをめざして、中心部の大通りで大幅な車線減の提案がなされましたが、意見の対立で
実行が頓挫しています。また熊本では、公共交通利用の利便性を上げるために入れるはず
のIC カードが、地元でしか使えないカードになるとの話が出て、全国共通化という利用客の
利便性向上を達成できないことから、市の予算支出の問題に絡んで議論が起きています。
これらのことが起きる原因は、「全体・長期」での最適化を考えずに「短期・部分」的な「自
己利益最大化」に走っている主体という「ハードル」の存在だと思われます。大分の例であれ
ば、中心部の利便性は自家用車が使えてこそという「古い常識」に加え、まち全体の最適
化よりも自家用車利用で来る自店のお客様による利益を重んじるという「全体よりも部分の
利益最大化」しか考えていない主体であり、熊本の例では「短期的な損得」が先走って、全
国共通化(のシステム導入)では困る主体があるものと思われます。
 このような事象が身近で起こっていることは、大きな問題でもあり、大変疑問を覚えます。
企業であれ公共であれ、本当の意味での地域貢献、「まち」の活性化、環境負荷軽減を
考えているのであれば、公共交通や徒歩の利便性を上げる「おでかけ」環境づくりと、長期で
にぎわいや経済循環が生まれるようなまちづくりを考えるべきでしょう。そのためにも、関係する
主体は、短期的・部分的な最適化や損得を考えるのではなく、長期的・全体的な「まち」や
「おでかけ」づくりの最適化を考えるべきではないでしょうか。筆者らは2010 年から「地域と交
通をサポートするネットワーク in Kyushu(Qサポネット)」で、交通事業者・行政・コンサル・
学識など、交通や地域に関心のある主体が、それぞれの立場を超えて、このような問題を考
える活動を九州で続けています。興味のある方のご参加をお待ちしております。
http://qsuppo-net.blogspot.com